ナースゆうかとメンタルのおはなし

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「リフレッシュしたい!」お疲れモードの看護師さんにご提案。5つのストレス解消法

日々の業務、お疲れさまです!

こんにちは。看護師ライターの恩田ゆうかです。

不規則な勤務や、日常業務にも緊張感が伴うことの多い看護師は、ストレスフルな職業の代表格
この記事では、体も心もお疲れモードの看護師さんに、今回は5つのストレス解消法をご提案したいと思います。

ストレス解消に効果的な「3R」とは?

Photo by Kumiko SHIMIZU on Unsplash

さっそくですが、ストレス解消の基本ともいわれる3Rをご存知でしょうか?

3Rとは、「Rest(休息)」「Relaxation(リラクゼーション)」「Recreation(レクリエーション)」の3つの頭文字を取ったものです。


それでは、ひとつずつ見ていきましょう!

1.Rest(休息)

疲れ切った心身には、休息と質の高い眠りが大切です。
今夜は眠る前のスマホは控えて、ゆっくりと心と体を休めてあげませんか?
Restは、3Rの中で最もエネルギー消費が少ない活動です。

Relaxation(リラクゼーション)

好きな音楽を聴いたり、アロマオイルの香りを楽しんだり、ゆったりとくつろぐ時間を持つことはストレス解消に効果的です。
ストレスがたまると、知らず知らずのうちに全身の筋肉は緊張しているものです。無理なく「気持ちがいいな」と思える範囲で、ストレッチを取り入れるのもいいでしょう。
Relaxationは、エネルギー消費が中程度の活動です。

Recreation(レクリエーション)

RestやRelaxationが十分とれている方にオススメしたいのは、Recreation、つまり気晴らしになる行動を積極的に行うことです。趣味や遊びを楽しみ、積極的に気分転換を図ることで、脳や体を活性化し、リフレッシュすることができます。
Recreationは、3Rの中で最もエネルギー消費が大きいため、RestやRelaxationが不十分なうちに行うと、かえって疲労を強めてしまうので注意が必要です。

ストレス解消法5選

Photo by Brooke Cagle on Unsplash

3Rを踏まえて、5つのストレス解消法をご提案していきたいと思います!

動画配信のサブスクで海外ドラマざんまい

コロナ禍で続く外出自粛もあいまって、ますます身近になった動画配信のサブスクリプション。「NetFlix」や「Hulu」など、いろんなサービスが展開されていますよね。
「今日は一歩も家から出ない!」と決めて、ポップコーンをお供に、まったり映画や海外ドラマの一気見はいかが?
泣ける感動モノのジャンルを選べば、涙と一緒にストレスも流してしまえるかも

自分磨きに励む美容Day

バッサリと髪を切ってみたり、カラーを変えたりするだけでも、気分が高まりますよね
家でじっくりスキンケアやヘアケアを楽しむ「おこもり美容」もいいですね。アロマを焚いて半身浴したり、入念にストレッチしたり。
自分とじっくり向き合える大切な時間を過ごしてみませんか

ゆったり温泉や岩盤浴を楽しむ

温泉でリフレッシュなんて、最高の休日ではないでしょうか。少し遠出をして非日常を楽しむことは、いい気晴らしになりますね。
近年は、スーパー銭湯などの施設も充実しているところが増えてきましたから、遠くまで行けない人でも身近でゆったり温泉気分を味わえるはず。
じっくりじんわりと汗を流せる岩盤浴もオススメです。

美味しいもので自分を甘やかそう

話題のお店に行くでもよし、UberEatsで頼むのもよし。美味しいものを食べると幸せですよね。
食事は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感をフルに使う行為。脳を活性化させるとも言われています
家族、恋人、仲の良い友人と一緒に食事を楽しむことは、それだけで美味しさが増して感じられるもの。たくさん食べて、たくさん話して、ハッピーな気持ちでストレスから解放されましょう。

癒しを求めて動物カフェへ

猫カフェにとどまらず、鳥カフェ、小動物カフェなど、進化がすさまじい動物カフェ業界ハリネズミやミニブタなど、変わった動物を扱うお店も増えてきました。
「アニマルセラピー」という言葉がある通り、動物と触れ合うことで心が穏やかになった経験のある人は多いはず。実際に、動物との触れ合いによって、ストレスホルモンのコルチゾールが優位に減少することが、アメリカの研究チームによって示されています。
あなたも、かわいらしい動物に癒されてみては?

最後に

Photo by Carli Jeen on Unsplash

人間の体は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと不調を起こします。
いわゆる自律神経の乱れですね。


普段から仕事などでストレスにさらされているときは交感神経が優位になっているので、休みのときはしっかり休むといったオン・オフをしっかり分けるということが大切です。


多くの患者さんと向き合う看護師さんだからこそ、ご自分の心と体にもちゃんと向き合っていただければと思います。
普段頑張っている分、たまには自分を甘やかしたり、入念にケアしてあげてくださいね。